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【教科ガイド】高校地理歴史

たくさんの教科が揃っているAI教材「atama+」。
本シリーズでは、atama+が対応する教科の特徴や内容についてお届けします。今回は新しくリリースしたatama+高校性向け「地理歴史」の特徴をいち早くご紹介します。

暗記に加え、思考力も問われる共通テスト

段階的に進んだ学習指導要領の改訂に伴って、2025年度から共通テストが新しくなります。地理歴史については、以下の4科目に再編されました。

  • 地理総合、地理探究
  • 歴史総合、日本史探究
  • 歴史総合、世界史探究
  • 地理総合、歴史総合、公共(いずれか2科目を選択)

実際の試験では覚えた基礎知識をベースとしながらも、資料や文章を読んで解答する出題が増加傾向にあり、思考力や考察力が重視されています。暗記だけでは太刀打ちできない入試にどう対応すればいいかわからない!atama+地理歴史は、そんなあなたにおすすめの教材です。

新教科:地理

入試問題に対応できる知識の使い方を学べる

共通テスト本番では、限られた時間内で問題文を読み解き、知識をもとに考察しなければいけません。atama+の地理では、新課程に沿った類題や共通テストの過去問を使いながら、基礎知識を使って「どのように問題を解くか」を解説する講義動画を収録しています。

講義動画「問題の解き方」

以下の画面は、「大地形」に関する入試問題の解き方を説明した講義動画です。

atama+の高校地理の学習画面。大地形に関する入試問題の解き方を説明した講義動画です。

動画のはじめに共通テストの過去問が紹介され、問題文を読んで考察するプロセスと、その際に役立つ知識を解説。その上で、練習問題に取り組むサイクルで構成されています。入試問題における着眼点を学ぶことで、本番でも対応できる実践力が身につきます。

新教科:日本史

出来事のつながりや因果関係を徹底理解

「全体像の理解が曖昧なまま細かい用語を覚えようとして挫折してしまった...」というのは日本史学習のよくあるお悩み。atama+の日本史には、歴史上の出来事や因果関係をストーリーで理解しやすく構成した講義動画があるので、挫折せずに学習することができます。
以下は「享保の改革」を学ぶ講義動画の抜粋です。

STEP1:冒頭で「どの時代の出来事か」を確認

画面下方にある横矢印で縄文時代〜現代までの時代区分が表示され、これから学ぶ出来事が起きた時代の位置が青緑で色づいています。ここでは「享保の改革」が「江戸時代の18世紀ごろに起きた出来事」だと、感覚的につかむことができます。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、講義動画は学習内容がどの時代の出来事かを把握する内容から始まります。

STEP2:出来事の詳細を学ぶ

時代を把握した上で、「享保の改革」で学ぶ内容について大まかな流れを確認し、詳細を学びます。「歴史上の人物がどのような目的で行動を起こしたのか」など背景から丁寧に解説します。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、講義動画では大まかな流れの後に、出来事の詳細を説明しています。

STEP3:最後に全体の流れをおさらい

最後に、学んだ出来事の背景や関係性、結果などについて全体の流れをおさらいします。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、講義動画の最後には全体の流れをおさらいします。

こうして一つひとつの出来事や因果関係を学ぶことで、日本史の流れをしっかり理解できるようになっています。講義動画に続く演習問題では、共通テストの過去問や類題を用いた問題も収録されています。理解した日本史の知識を踏まえ本番レベルの問題にもチャレンジすることで、実践力を身につけることができます。

新教科:世界史

縦と横のつながりを紐づけて学べる

学習する地域や年代が頻繁に移り変わる世界史では、用語・知識のつながりが理解しきれないまま次に進んでしまった...なんてこともしばしば。そんなお悩みに答えるべく、atama+の世界史では、歴史上の縦(時代)と横(地域)のつながりを押さえながら流れを理解できる講義動画を用意しています。
以下は、「封建社会の成立」を学ぶ講義動画の抜粋です。

STEP1:時代・地域を確認

冒頭ではこれから学ぶ内容が位置する時代と地域を確認します。この画面では「封建社会の成立」が、ヨーロッパの出来事であることがわかります。

atama+の高校歴史の学習画面。世界史の封建社会の成立を例に、講義動画の冒頭で地図を使って学習内容が位置する時代と地域を確認します。

STEP2:出来事の詳細を学ぶ

これから学ぶ内容の重要キーワードを確認した上で、詳細を学んでいきます。用語説明にとどまらず、社会構造や関係性なども図を使いながら丁寧に解説します。

atama+の高校歴史の学習画面。世界史の封建社会の成立を例に、講義動画では社会構造や関係性などが図で説明されています。

STEP3:重要キーワードでまとめ!

最後は、学んだ内容の中から重要キーワードをおさらいして学習を終えます。

atama+の高校歴史の学習画面。世界史の封建社会の成立を例に、講義動画の最後には重要キーワードのまとめを表でしています。

このように縦と横のつながりを押さえた講義動画で一つひとつの単元を学ぶことで、ストーリーで世界史を学べるようになっています。また、世界史にも、共通テストの過去問や類題を用いた演習問題が収録されています。学習した知識を踏まえ本番レベルの問題にもチャレンジすることで、実践力を身につけることができます。

新教科:地理歴史

思考力の土台となる基礎知識の定着にも対応

地理歴史のいずれにおいても、思考力の土台となる基礎知識の定着は引き続き重要です。atama+の地理歴史では、「用語択一」「択一」「正誤判別」「時系列の並べ替え」など様々な出題形式を、段階を踏んで学習できるようになっています。
以下は、日本史「享保の改革」で学ぶ演習問題の抜粋です。

STEP1:用語択一

まずは、重要な用語を1問1答形式の穴埋め問題で確認します。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、ステップ1では重要な用語の理解を促す1問1答形式の穴埋め問題が表示されます。

STEP2:択一

一つひとつの用語を覚えたら、次は複数の用語を組み合わせて適切な説明をしている文章を選ぶ択一問題にチャレンジします。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、ステップ2では複数の用語を組み合わせて適切なものを選ぶ択一の問題が表示されます。

STEP3:正誤判定

覚えた用語を使った説明文のうち、正しい選択肢・誤った選択肢を見極め、出来事を正しく理解できているかを確認します。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、ステップ3では正誤問題で正しく記憶出来ているかどうかを確認します。

STEP4:時系列並べ替え

最後は起きた出来事を時系列で並べ替える問題で、流れを覚えます。

atama+の高校歴史の学習画面。日本史の享保の改革を例に、ステップ4では出来事を時系列で並べ替える問題が表示されます。

このように様々な出題形式で、用語を覚え、用語同士の関係性や正誤などを定着させていきます。その上で、共通テストの過去問や類題を中心とした演習問題に取り組み、実践力を身につけることができます。

よくある質問

Q. 共通テストの受験区分とatama+の教科区分は、どのように対応していますか

以下の通りです。

共通テスト出題科目 atama+教科区分
地理総合、地理探究 地理総合、地理探究
歴史総合、日本史探究 歴史総合、日本史探究
歴史総合、世界史探究 歴史総合、世界史探究
地理総合、歴史総合、公共 歴史総合、地理総合

Q. 旧課程には対応していますか

はい。旧課程の共通テスト対策としても学習できます。旧課程の教科書・参考書も参考に作成しています。演習では共通テスト・センター試験の過去問や類題を扱っているため、講義・演習ともに旧課程の内容をカバーしています。

atama+ オンライン塾では、自宅でAI教材「atama+」を使った学習ができます。さらに詳しい情報や無料体験をご希望の方は以下のリンクからお問い合わせください。

企画
森本典生のスナップ画像
atama+ EdTech研究所 所長
森本 典生(もりもと のりお)
東北大学経済学部経営学科卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社。
教師、講師、生徒、保護者への研修や講演は延べ2000回以上。科学的な「伸びる」学習方法やEd Techの価値について研究全般を統括。
監修
内藤純のスナップ画像
atama+ EdTech研究所 データサイエンティスト
内藤 純(ないとう じゅん)
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻卒業後、データサイエンティストとして様々な領域の分析及びAI開発に従事。
ビッグデータを用いて、様々な角度から学びの実態を研究。
執筆
池田真一郎のスナップ画像
atama+ EdTech研究所 主任研究員
池田 真一郎(いけだ しんいちろう)
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、株式会社リクルートマネジメントソリューションズに入社。社会人向け教育プログラムの開発・法人向け営業および、事業企画に従事。
ビッグデータの分析・研究を通じて、より良い学びについて発信中。
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