Interview

ゼロから向き合い、ゼロから考え、ゼロから創る。その醍醐味があります。

滝沢 優

Customer Success

僕はもともと外資系の戦略コンサルティングファームで働いていました。atama plusに入社したのは、LinkedIn経由で中下(共同創業者)個人のアカウントから連絡が来たことがきっかけです。スカウトの連絡は多かったのですが、普通エージェントや会社の採用担当からなんですよ。そんな中で、顔を出したおじさんが(笑)、個人アカウントで送信してきたことに驚きました。そこで興味が湧いて、「ちょっと会ってみよう」と思ったんです。それでランチをしながら話を聞いて、atama plusの理念に共感したというか、意気投合して。

転職前に教育への興味が強かったのかといえば、自覚的にはありませんでした。でも、問題意識は持っていたんです。メキシコなどでのビジネス経験から、海外の人に比べて日本人は自己主張が苦手だな、と思っていて。基礎学力はあっても、アウトプットや思考するということに慣れていない。その原因を突き詰めると、現在の学校での勉強の方法に問題があるのではないか。それを変えたいという思いがありました。atama plusには同じ問題意識を持っている人ばかりだし、改善のためのアプローチも筋が通っていたし、何より優秀なメンバーが揃っていた。それで、転職することに決めたんです。

ゼロからやるべきことを作っていくということ

僕が所属しているカスタマーサクセスチームは、塾が「atama+」を活用することでより成功・成長すること、そしてその先にいる生徒の学習体験を良いものに変えることを目指しています。そのために塾に対して事業計画、講座運営、社内研修等へのアドバイスやその実行を一緒に行ったり、運営のサポートをしながらサービスの課題発見をしています。メンバーの経歴はばらばらなので、企画・制作系が得意な人もいれば、実行・人を動かすことが得意な人もいたりと、各メンバーの得意領域は多様です。それぞれの得意分野で、緩やかに役割分担がされています。

業務の進め方としては、チームで「顧客が感じるペイン(痛み)」を見つけて、それらに優先順位をつけながら、全員で分担して解決しています。例えば「atama+受講生の中に、学習してもなかなか成果が出ずに辞めてしまう生徒がいる」というペインがありました。短時間で成果が出る子もいれば、長時間かけても成果が出ない子がいる。原因を調べるために生徒の観察やヒアリングを行った結果、講義動画をどのように見るかなどの学習姿勢に大きな差があることを突き止めたのです。その後それに対する解決策の検討と改善を行い、最終的にはその解決策を塾が実施できるようにしました。このように、具体的に顧客が感じるペインを洗い出し、そのペインを解決するための打ち手を議論しながら導いていきます。

atama plusでカスタマーサクセスとして働くことの面白さは、まさに何もない大地に木を、そして森を生やせるところ。生まれたばかりの会社・組織が、顧客、生徒のことを考えて、ゼロからやるべきことを作っていくこと、そしてそれが社会を良い方向に変えている、という実感を持てることは非常にやりがいがあります。

一ヶ月ごとに仕事が変わるスピード感

僕は新しいことを知ったり、やったことのないことにチャレンジするのが好きなので、atama plusで働くのはすごく楽しいですね。ルーチンワークがあまりないというか、一ヶ月で仕事の内容がガラッと変わることもある。採用面接でも候補者の方に、「いま説明した仕事は、実際に入社いただくときには変わっているかもしれません」と伝えています。

仕事がコロコロ変わるのは、「会社でいま一番必要なこと」に常にフォーカスしているから。半年後、一年後のatama plusを考えて、優先順位を皆で議論します。逆に、社内でトップが決める指示はほとんどなくて、仕事内容の意味がわからなかったらその場で話し合う。それができるのは全員でMission、Valuesのすり合わせができているからこそです。素敵なメンバーが揃っていて、学ぶものが多く、かつ方向性がなんとなく揃っている。そういう人たちが伸び伸びと働ける環境があるということで、みんなが集まってきているのだと思います。自分に近いところで全然違う分野の人が働いている楽しさ、得る学びというのは、スタートアップならではですね。

社会から非効率をなくしていきたい

座右の銘は「為せば成る」です。大体何事も、ちゃんと成し遂げたいと思って、そのための戦略をつくって、きちんと実行すれば抱いた願望は実現するんだろうなと思っています。勉強に関して言えば、難しいのは実行することよりも戦略を作ることなんです。塾に通う子たちも、勉強するのは難しくないけど、勉強をするカリキュラムを組み立てるのに苦労する。勉強も、実は戦略を立てるのが一番大事だったりするんですよね。

いま、僕は子どもたちが「お勉強」する時間を減らしたいと思っているんです。いま学校で行われている授業って、無駄な時間も多いのでは?と感じています。だから、効率を上げたい。それは企業の社員研修も同じで、「昔からあるカリキュラムだから」という理由でなんとなくダラダラやっていることが多い。そういった社会的な非効率って、実はすごく多いと思うんです。壮大な夢ですが、そういった非効率をなくしていくのが、僕の夢です。

INTERVIEW, WRITING:
斉藤あきこ
PHOTO:
橋本直貴