Interview

エンジニアとビジネスサイドが、同じ方向を向いてる。それがatama plus。

塚本 純一

Engineer

atama plusのアジャイル開発

atama plusでは、創業当初からアジャイル開発を取り入れています。スプリントは1週間単位で回していて、はじめにプランニングを行い、「何を作るか」を確定します。確定すると、スプリント中に消化するタスクが変更されることはありません。毎朝チーム内で進捗を共有し、困っていることがあれば助け合い、そのあとはそれぞれが開発に没頭する。開発に集中できる環境があるのがエンジニアにとって素晴らしいと感じています。

スプリント中に3回行っている「リファインメント」と呼ばれるミーティングでは、ユーザーのペイン(痛み)になっている課題を共有し、どういう解決策があるのかを他チームも含めて議論します。そしてその課題を解決するのにどれくらいのコストがかかりそうなのかという値をつけて、食い違いがある場合皆が納得するまですり合わせをします。

チームで開発する中で特に大事にしているのは、「レトロスペクティブ」と呼ばれる振り返りのミーティングです。ここで、そのスプリントの反省をするんですが、行動を省みることで、プロダクトの改善はもちろん、開発の仕方も改善していくことができるんです。チーム全員で良かったこと、問題に感じていることなんかを正直に出し合って、どうやったらチーム内の動きが改善できるか話し合うんです。各個人が違和感を抱えたまま、次のスプリントがスタートすることがなくて。先週のチームより今週のチームの方が確実に進化していると思えるのがすごいことだなと思っています。

全員が一体となってプロダクトをつくっているという実感

アジャイル開発を取り入れようとする企業も多いですが、そもそもビジネスサイドも含めてプロダクトに関わる人達の理解がないと、アジャイル開発は難しいんです。一方で、atama plusでは「全員でプロダクトをつくる」ということをとても大事にしていて、アジャイル開発についても職種関係なく全員が深く理解している。だからエンジニアとしてはすごく働きやすいし、ユーザーと接する機会の多いビジネスサイドとも意思疎通ができているので、意味のある開発をしている実感が持てています。

「お客さんと約束したからこの機能を作ってください」と言われて開発するというのも一般的にはよくある話なのですが、atama plusではそういうことはないですね。全員が一体となって、ユーザーを観察して、どんな機能が必要かを考えているからだと思います。チーム内で開発することを決める際にも、なぜそれを作るのか、誰の何の痛みを解決するものなのか、本質的な課題は何か、というのを徹底的に議論します。議論が白熱してミーティングが長引きがちなのは課題ですが。(笑)

スプリントの終わりには、ビジネスサイドのメンバーも含めて全員が参加する場で成果物のデモを行うんです。そしてその場で皆からフィードバックや疑問、問題を集め、必要に応じて次のスプリントやリリース前に対応します。皆でプロダクトのことを深く理解して改善していけるのと、実際にリリースされるまでにいろいろな人の目を通して作っていくので、早めに問題を潰せるのも良いところだなと思っています。

将来の夢は、自分の子どもにatama+を使ってもらうこと

工業高等専門学校で電子情報工学を学び、大学では情報科学を学んで大学院まで進学しました。大学院卒業後はコンピュータの大手セキュリティ関連会社に就職してから、ベンチャー企業に転職して、どちらもセキュリティ対策ソフトの開発に携わっていました。その後大手IT企業のオークションサイトのエンジニアに転職し、3年くらい働いたところで、atama plusで働いていた友人に「うちに来ない?」と声をかけてもらって入社しました。

僕たちは1週間単位のスプリントで作業を進めているので、毎週リリースがあって、その都度プロダクトが改善していくのを見るのがとても楽しいです。成長する姿を見ていると、自分の子どもを見ているような気持ちになります(笑)。自分が関わった機能でユーザーが喜んでくれたという報告を聞くのも、すごく嬉しくて誇らしい気持ちになりますね。

将来の夢は、自分の子どもに「atama+」を使ってもらうこと。いま4歳なので、いずれ小学生版をリリースして、「これはパパが作ったんだよ」と言いたいです(笑)。

座右の銘は、「Shut the fuck up and write some code」。「グダグダ言わずにコードを書こうぜ」という誰かの言葉なんですが、この言葉を見るたびに「コードを書かなきゃ」と身が引き締まる思いがします。常にコードを書いて、プログラマーとしての力を上げていかないと。この先も、ずっとプログラマーとして生きていくと思っているので。

INTERVIEW, WRITING:
斉藤あきこ
PHOTO:
橋本直貴