お子様の出身地
神奈川県
お子様の出身高校
洗足学園高等学校
お子様の部活・習い事
合唱部
お子様の部活の引退時期
高2の3月
お子様の受講科目
化学・生物
私がコロナになってしまったとき、病院から帰宅すると娘が初めてスープを作ってくれていたんです。今まで包丁すら握ったこともなかったのに、と私は感激して涙を流しながら食べたのですが、私たちの志望校選びはそれがきっかけになったと思います。そこから料理を作るようになり、将来は興味を持った食に関する仕事をしたい、と管理栄養士を目指すように。そして高1の秋にお茶の水女子大学食物栄養学科を志望校に決めました。その結果、もともと文系志望で経済・商学・経営学部を目指していたのですが、理系寄りの学部を目指すことになりました。
併願校選びは少し苦労しました。お茶の水女子大学食物栄養学科と同程度の私立大学がなかなかなく、どうしようかなぁと。高校の先輩に話を聞いたり、大学の説明会や相談会に参加して情報収集をし、高3の夏に早稲田大学の人間科学部と明治大学の農学部も受けることに。基本的に本人の意思を尊重し、受験科目(数Ⅲの有無など)を見て「この学校なら受験科目が合うから受けられるね」と話しながら一緒に決めていきました。
高校では文系クラスを選択していたので、お茶の水女子大学の受験に必要な化学・生物の授業がなく、その2教科の勉強は自力で進めていました。
正直、テストや模試の点数が伸び悩んでいたので、私自身も不安でした。たまに進捗状況を聞いても本人があまり答えたがらず…。きっと順調に進んでいないんだなとは薄々感じていました。
atama+は、高2のときに使っていたこともあり、受験勉強にも使いたいと思っていました。理想は、atama+を24時間使えて、かつ自分一人で進めるのではなくサポートがある塾でした。そんな中、atama+導入塾を片っ端から電話で問い合わせをして出会ったのがatama+ オンライン塾です。体がそんなに強いわけではなかったので、通わずに勉強できることにも魅力を感じて、入塾を決めました。
学校で習わずに自分で学習していくので、娘には学習した目次にチェックを入れてもらい、進捗を一目で確認できるようにしました。atama+を始めたばかりの高3の春頃は終わっていない学習範囲が多く、大変そうでした。進捗は気になるものの、時間をかけて勉強していたのは知っていたので、娘を信じて見守っていました。勉強を進めていき、夏休みに学習範囲の終わりが見えてきてほっとしたことは今でも覚えています。
秋からは応用問題や過去問を解いていました。「ようやく基礎を終えた」というタイミングだったので、点数は伸びてきているものの、目標の点数までは取れていなかったと思います。娘もやるべきことは最大限やっていたので、私からは無理しすぎないように体調管理を気にかけていました。睡眠時間が短くなりすぎないようにしたり、朝は一緒に早く起きて、夜はあまり遅くまで根を詰めすぎないようにしていました。
娘に聞いたところ、スタディトレーナーさんのアドバイスは少し聞いただけでも、ぐんと点数が伸びるくらいに威力のあるものらしいんです。週に一度の作戦会議の直前には、「締め切りがあるからここまでは絶対終わらせなきゃ」と、いい意味で焦って真剣に取り組んでいました。完全な独学ではこの焦りはなかなか出てこなかったと思うので、atama+ オンライン塾の良さだと思います。
私立大学も複数受験する予定だったので、受験校の過去問の進捗と点数をまとめた表も作りました。どこまで進んだかが分かりやすいし、やる気につながるのではと思ったんです。合格ラインを超えた科目には娘と一緒に花丸をつけて眺めたり…。基本的に受験勉強は本人に任せていましたが、受験も近づいてきた時期には、私が過去問の結果管理を行い、娘と話をするようにしていました。
中学受験からのルーティンなのですが、受験当日の朝は、試験会場の近くのカフェでモーニングを一緒に食べて、リラックスした状態で試験会場に向かえるようにしていました。送り出すときは今日という日を迎えられてよかったね、と声をかけました。今まで一生懸命頑張ってきたので体調も崩すことなく受験できて、これまでの頑張りを振り返って自信を持ってほしいという想いでした。
第一志望のお茶の水女子大学は不合格で、東京理科大学経営学部に進学することになりましたが、全てをやりきれたと思います。「この学部も、あの学部も」と志望校を絞れていないように見えるかもしれませんが、受験に向けて色々な科目を勉強したことは、幅広く学ぶことにつながり受験を通して一段と成長できたと思います。学校での授業がない中で、atama+で化学・生物の勉強をやりきったことは、これからの娘の人生において自信になると思っています。
下の図は、化学・生物の合格した単元を時系列で積み上げたグラフです。この学習データとインタビューの内容から、累計の学習量と学力の伸びが分かります。図を見ると9月までは難易度1が中心だったものが、その後、難易度2、3の学習量が増えています。インタビューの中でこのグラフをご覧になった際に、「あらためて1年間の努力を数字で見せていただくと、勉強は大変そうでしたが、本当に1年間よく頑張ったなと思います」と感心されていました。
次のデータは、講義と演習の割合を時系列で追ったグラフです。夏までは講義の割合が高く、秋以降に演習時間の割合が増えています。インタビューの中でも最初の方は講義の声がよく聞こえてきていたが、秋以降はあまり聞こえなくなったとのことで、atama+で1周学習し終えた9月以降は、身につけた基礎知識を使って演習を増やしてより実践的な学習を進めていったのだと考えられます。